ご無沙汰しております、役員から連盟員のみなさまにホットなニュースをお知らせします。
予てより定例会をとおして連絡しておりましたステューデントアシスタントインストラクター(S.A.I.)(仮)を、いよいよ本格的に始動させていくこととなりました。
詳細の発表をするまえに、改めまして学連がこの企画を受け入れた経緯を説明させていただきます。
先ず、このお話を投げかけてくださったのは、昨年の前期総会でゲストとして講演をして頂いた東京水産大学のOBであります須賀次郎さんです。(須賀さんのWebページはこちらです→http://homepage2.nifty.com/j-suga/)
須賀さんは現在、全日本潜水連盟において理事長をされており、日本ダイビング界の発展に邁進されています。そして学連の設立者の一人でもあり、学生ダイビングの基盤をつくられました。
30年以上経った今、その学生ダイビングの現状はどうなっているのか。これからのダイビング業界を支えていく人材を育てるにはどうしたらよいのか。考えたときに、この学生指導員制度を、学連を中心に具体化させていくことが必要不可欠だと考えられました。
下の文章は須賀さん自身が明記してくださった企画案です。
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現状では、多くの大学のダイビングクラブ、部活動では、学生による学生のダイビング指導がおこなわれている。しかし、指導資格が確立していないために、責任の所在が不確定であり、また指導の内容も適否の振幅が大きい。
学生の指導の特色であるマンツーマンの指導の長所を生かし、上級生が下級生を指導することによる人格の形成を重視しつつ、一般社会のいわゆるダイビングショップの指導よりも、より安全性が高く、技術的にも高いレベルの指導・講習が行なわれる事を目指して、学生の指導員制度を確立する。
学生自ら指導に不安を持ち、あるいは自己に近いニアミスを起こし、指導資格を持つショップのインストラクターの指導に依存する形に移行する大学生が増えている。しかし、ダイビングショップが安全管理と指導を行なっていても、そのアシスタントは上級生が努めている場合が多い。ここでも、学生指導員の講習が安全性の向上に寄与することができ、また必要である。
様々な場所でCカードを取得した学生が集まって同好会を形成しているケースもある。ここでもリーダーとなる資格が必要である。
いずれの形によっても、講習を終了した後のツアーでは、学生が学生を引率する形で行なわれることがほとんどであり、この場合にも適切な講習を経たリーダーの不在が、ダイビングを不安定なものにしている。
関東学生潜水連盟 シンポジュウム 第一次案
講演
@ 基調講演
真野先生
A 学生潜水クラブのためのメディカルチェック
山見先生
B
循環器関係障害による突然死の予防
河合先生
C
学生のダイビング活動で予想できる事故について
須賀次郎
シンポジュウム
テーマ
@
新入生指導方法の安全性確認と効率的な指導方法について。
A
海での活動の安全確認
@Aについては各大学の教育指導担当者が自分たちのクラブのプログラム を発表し、安全のために注意を払っている部分を説明する。
内容について、講師より学生への質問、また学生からの質問を受け、討議する。
B
リーダー資格(スチューデントインストラクター)の必要性と資格の内容
上のディスカッションを受けて、今後の安全と発展を目指すためのリーダー資格の必要性を確認し、リーダー資格講習と検定実施のための実行委員会をつくる。
委員に各大学を代表する学生、講演を行った先生、及び、先生方が推薦される学識経験者にも加わっていただき委員会を結成し、数回の委員会を開く。
この委員会の学生委員が(現在の三年と二年生)が事実上最初のリーダー資格者になる。
シンポジュウムの内容は、ホームページ上に発表する。
フリートーク 及び懇談会
関東学生潜水連盟を支援する顧問グループの適切な名称を考えて、真野先生に長になっていただく。重石を置くことで学生が変わることを期待し、関東学生連盟が正しく発展することを願う。顧問グループの役割と性格は、学生の自主的な活動が円滑に行われることを期待する支援である。
どこまでも学生を主体とするものであり、既成の指導団体とか公益法人がその上部団体として、口をだしたり、その勢力下に置こうとするものではなく、顧問団はそのためにも必要である。
(財)社会スポーツセンターは学生のリーダー資格が位置づけを必要とした状況に於いてのみ支援する。
資格制度として行なうものであっても、魅力のあるプログラムであり、資格と関係無くても聞いてみたい内容だと思われます。今年はシンポジウムのみ行ない、来年以降は実技講習も視野に入れています。
得られる資格についてはまだ検討中としていますが、あくまでも学生のクラブ活動の指導に限定するものです。
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次に、現段階での決定事項です。
上記に記したシンポジウムを10月26日に開催致します。
それに向けて、学連員による実行委員を結成致します。といいますのは、単なる講演会ではなく、ディスカッションも行ないたいと思っております。その司会進行、プラン立てを学連で実行していこうと考えています。
また、学連以外の学生グループをどのように呼ぶかも検討しなければなりません。
現役学連員にとって、学連をダイビングレベルの高いメリットある組織にしていきたいと思うのは当然ではないでしょうか。そのための起爆剤となり得る企画であると、役員は感じました。学生ダイビングに有りがちな封鎖的思考は近年崩壊されつつあります。もはや内部だけの知識、技術ではレベル向上は難しいのではないでしょうか。
学連員の皆様が自らのダイビングスタイルを見なおす良い機会となるよう、この企画についてより理解を深めていただきたいと考えております。
実行委員の決定及び先生方との顔合わせは、9月初旬を予定しております。よろしくお願い申し上げます。
ご質問等ございましたら、お気軽に最寄の役員、掲示板、メールhpgakurenn@yahoo.co.jpまでどうぞ!おまちしてます!
以上が2003年度にSAIシンポジウムの実行委員を募集したときの文書です。