場所:東京医科歯科大学
2003年、2006年に続き今年もSAIシンポジウムを行いたいと思います。学生の指導の特色であるマンツーマンの指導の長所を生かし、上級生が下級生を指導することによる技術の向上を重視しつつ、一般社会のいわゆるダイビングショップの指導よりも、より安全、技術共に高いレベルの指導・講習が行なわれる事を目指して、学生の指導員制度を確立する。という構想を持続し、今年もSAIを行います。
SAI=(スチューデント・アシスタント・インストラクター)の資格発行の第一段階として、学連で統一、また共有されるダイビングの最低限の指導マニュアルを作っていきたいと考えています。これは何年かかけて1年ずつの報告を記録して積み重ねていき、それが最終的に一つのマニュアルとして完成するという形を考えています。
また、対外的にも学連という組織に所属する大学で、どのような活動がなされているのか、どのようなダイビング形態で行われているのかを表すことのできる物、また学生ダイビングの指針となるような物として完成させてゆきたいと思っています。
昨年のSAIでは初心者講習会(一年生、新人の講習ですが)と、Cカードを取った後の海でのダイビングの行動について、マニュアル作りの第一段階としての話し合いがもたれました。また、私たちが学連合宿で使っているレスキュー体制である学連合宿マニュアルについても先生方に見ていただき、よりよいマニュアルを作るうえでの参考となるようなご意見をいただきました。
今年のSAIは去年出たニアミスの中から4件をピックアップし、それに関する各大学の対処法を挙げていただき、それについて話し合いたいと思います。その案を基にして、先生方の意見を頂き、よりよい対処法を見つけると共に、マニュアルに活用して行くという形をとりたいと思います。
また、今年も昨年に引き続き一年間に出たニアミス、もしくは危険だと感じた事を各大学に出していただき、ニアミス例として引き継いでゆきたいと思います。
下記が本年度SAIの議題です。
1.ナイトダイビングで、浮力コントロールが上手くできず安全停止前に急浮上しかけた一年生を、上級生が引っ張っていたら、他の一年生もみんな浮上してしまった。イントラはいた、上級生よりも一年生が多いバディであった。
2.小笠原父島での夏合宿、ボートダイビング後の昼休みに、フリースキン中の部員が海水を大量に飲み込んだ。
3.一年生が海洋で練習中、スノーケルC・マスクCをする息の量が足りず、溺れそうになった。恐怖心で練習がうまくこなせない。
4.根府川における海洋練習にて、移動中の水深上昇に対処した急潜降により耳抜きが間に合わず、部員の意識が低下。それに対処したアシストともう一人の部員がチームから離反。その後、岸まで曳航を行なった。イントラは無し。
以上4点です。
各大学によって、バディ編成、レスキュー体制、特殊なダイビングを行う・行わないなどの差異があるかと思いますが、こちらの議題は全て所属している団体内で起こってしまったと仮定し、その対処法・予防法をお答えください。
また、発表の際はすべて匿名にして発表いたします。
よろしくお願いします。
マニュアルの件以外にも先生方のお話や質問できる場を設けたいと思います。新しく執行を行う、また執行に向け話し合っている学年にとって必ず貴重な経験となるはずです。この企画についてより理解を深めていただきたいと考えております。
各大学、来年度執行部・2年生の参加をお願いします。
ご質問等ございましたら、副委員長・小泉までご連絡ください。